When I was 30.

Posted on Saturday, 22 Dec, 2001 at 14:00

気が付くと生まれてから30年も経っていた!
この30年間、なんと適当に生きていた事だろう!
アリとキリギリスで言えば間違いなくボクはキリギリスだ。
と言っても完全にキリギリスになりきれないのだから余計に始末が悪い。
何もしないで遊ぶのではなく、
何もしないでじっと考えているだけで30年過ぎたような感じ。
その分、多感になれたような気もするけど。
もちろん、実際にはいろいろとやっていた訳で、
どれもこれも楽しめるんだけど、イマイチ入っていけないのでした。
高校生活にも馴染めなく辞めて、一時調理師目指したけど、
ファッションに興味が移って、コムデギャルソンが好きになって
ファッションの専門学校に通い、ファッション雑誌を見ていくうちに、
写真とかグラフィックデザインとか編集に興味が移って、
ついでにマルタン・マルジェラの服と
レオス・カラックスの「ボーイ・ミーツ・ガール」に衝撃を受けて、
専門学校も辞めてしまい、写真のスタジオや現像所で働きながら
明日を夢みて20代前半を暮らしていたのでした。
ずっと毎日カメラを抱え、街を撮り歩いたり、女の子を撮ったり、時々仕事を貰ったり。
今も写真は撮ってるけれど、良いのか悪いのか、この頃とスタンスは変わらない。
その頃住んでたマンションでウィークエンド・カフェをやっていたら、
カフェの店長にスカウトされて悩んだ挙げ句、雇われ店長生活が始まったのでした。
そこでの4年半程の暮らしはいろいろと勉強になったけど、
時が経つに連れて独立心ばかり膨らんでしまい、後先考えずに今日に至るのでした。
いろいろ悩んだけど、結局4年半前に戻るような事を選んだ訳です。
一時は仏の道に進もうかと考え、ある宗派の総本山に出向いたのだが醒めてしまい諦めるしかなかった。
いやぁホントにいろんな流れがあるものです。
この間も友人と話していたのですが、流れに敏感になることは大切ですね。
ボクはただずっと流れを待ってるような気がする。
来るか来ないか分からないけど。
ただ近頃のボクの人間関係は明らかに流れのうえにあるような出会いばかりで、期待は膨らむばかり。
自然に生きようと心に誓う今日この頃でした。
今回は自己紹介兼なので、ちょっと面白くない文章になりましたけど、次回からご期待下さい。

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