NHKを見てたらコムデギャルソン・川久保玲の特集が放送されていた。
かなり充実した内容で、今まで見ることのなかった部分まで映像として見ることができた。
デザイナーではカール・ラガーフェルドやゴルチエ、アレクサンダー・マックイーンなど、
フォトグラファーではパオロ・ロベルシ、コレオグラファアーのマース・カニングハムなんかも
彼等の知る川久保玲を語る。
80年代初期のパリコレ初参加のコレクションから先程のパリでの2002年春夏、
アントワープでのショウに至るまでの(全てではないが)映像も興味深かった。
このエッセイの第1号でも書いたけど、ボクは彼女にすごく影響を受けました。
コムデギャルソンを見て、ファッションを学ぼうと思って学校に入り、
マルジェラを見てファッションを辞めようと学校を去ったのでした。
それにしても彼女のクリエイティビティーは凄まじい！
想像を絶するような情熱、しかもクールで、その強度は計り知れないものがある。
崇高な仏像彫刻のよう。
ただただ感銘を受けるばかり。
強いこだわりみたいな陳腐なものなんかじゃなく、
まだ見ぬモノをカタチに変えようとする、単純であまりも強い意志だけが見える。
凄すぎて見習わなくちゃとも思えないボクでした。
さぁ、ボクも頑張りましょう。
