2001 : Various Odyssey 2

Posted on Wednesday, 09 Jan, 2002 at 14:04

前回に続いて旅の話し。
唐突ですが、ボクは三人でいるのがちょうど心地よいのです。
なんでだか分からないけど。
独りの方が気楽でいいやと思うことももちろんあるし、
寂しくなって二人でいると、今度は相手との関係にもよるけど、重たくなってくる。
ただなんとなく黙っていたい時があっても「怒ってるの?」と聞かれたら、
あ、喋らなきゃと思ってしまうのです。
いつもじゃないけど特に旅行の時は三人がいい。
プラハとウィーンには独りでいったから寂しいやら不安やら退屈してたまらなかった。
男だから危険は少ないだろうけど、喋りかけてくれることもないから。
夕食なんかはボクは酒も飲めないし、なんでプラハまで来て独りでコーラなんか飲んでいるだ俺は、と
嘆いてパッと食べてすぐに店を出る毎日でした。
ホテルに帰っても安宿だから殺風景なガランとしたやたら天井の高い部屋で、
早々とベッドに入って、オバケが出たらどうしようとか訳の分からない想像して今度は眠れなくなる。
でもプラハはもう一度行きたいなと思えるような素敵なところで良かったけど。
そもそもどうしてプラハに行くことになったかと言うと
文房具とか食品のパッケージとかそういうグラフィックを見に行くためで、
フレンチなものは比較的日本にもたくさん入って来てるし、
ジャーマンは少し重く男性的な感じが強いし、
オランダやスウェーデンはポップだし露出度も高い、
じゃあチェコにでも行ってみるかという感じで決めました。
ボク結構共産圏のグラフィックが好きで、
ロシアンアヴァンギャルドみたいなものとか構造主義みたいなもの、白地に赤と黒みたいな感じが。
思想的にも共産主義者みたいなところもありそうなボクです。
だからホームページもそんなカラーなんです、実は。
それから今度いつかブルガリアに行きたくて。
友人がくれた切手がキッカケなんですけど、その切手がブルガリアのもので、かなりいい感じだった。ちょっと旅から話しはそれるけど、それから切手デザインにも興味を持って
大阪駅前第2ビルにある世界中の切手を扱うお店に足を運んでみたのです。
そこには国別、ジャンル別(スポーツ、鉄道、植物、動物など)にファイリングされた物凄い量の切手が。切手ってプチグラフィックデザインだから面白くて2時間くらい見て、
気付いたら6,000円分の切手を買ってしまってました。
興味のある方は是非おすすめです。
ベトナムのワールドカップ記念切手なんかすごく絵が下手(味わい深いけど)で
サッカー選手もしょぼくてかわいくて微笑ましい。
同じワールドカップ記念切手でもアフリカのものは金ピカでパワフル。
ま、いろいろ面白いモノがあるのでお金なくて暇なときは良い時間潰しになりますよ、はい。

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